鴨居 玲 Rey Camoy
鴨居 玲(かもい れい、男性、1928年2月3日 - 1985年9月7日)は、石川県金沢市生まれの洋画家である。社会や人間の闇を描いた画家であった。下着デザイナーの鴨居羊子は姉。
1946年 金沢市立金沢美術工芸専門学校(現在の金沢美術工芸大学)に入学。宮本三郎に師事する。
1950年 二紀会同人に推挙される。
1952年 芦屋・田中千代服装学園の講師となる。
1959年 渡仏(1958年という説もある)。
1961年 帰国。二紀会を退会する。
1964年 創作に行き詰まり、南米、パリ、ローマを渡り歩く。
1965年 帰国。
1967年 二紀会同人に推挙される。
1968年 初の個展。この時、下着デザイナーの姉・鴨居羊子を通じて知り合った小説家・司馬遼太郎と親交をもつ。
1969年 昭和会賞と安井賞を受賞。
1971年 スペイン・ラ・マンチャ地方のバルデペーニャスにアトリエを構え、制作に没頭(~74年)。
1984年 金沢美術工芸大学の非常勤講師として講義。
1985年 神戸市の自宅で排ガスにより自殺。心臓の病気と、創作に行き詰まり(この時期は自画像をひたすら描いている)、たびたび自殺未遂を繰り返した末の死であった。享年57。
画中のサインは初期にはRei Kamoiであったが、1971年頃から、Rey Camoyに改めている。
蛾 1962
蟲(B) 1962
太鼓 於ブラジル 1965
祈り 1965
かるた 1968
蛾と老人 1968
蛾 1969
村の教会 1970
コメット 1970
ボリビアインディアンの娘 1970
りんご 1970
ナザレのおばあさん 1971
蜘蛛の糸(芥川龍之介より)1971
蠅 1972
おっかさん 1973
石(教会)1974年
ヴァイオリン 1974
夢候よ 1974
踊り候へ 1975
教会 1976
蛾 1976
風船 1976
出を待つ 1976
壁(スペイン) 1976
教会 1978
蜘蛛の糸(芥川龍之介より) 1978-1979
酔って候 1979
月に叫ぶ 1979
裸婦 1979
石の花 1979
LOVE(E) 1980
恋人達(A) 1980
望郷 1981
1982年 私 1982
自画像 1982
出を待つ(道化師) 1984
肖像 1985
絶筆 首を吊った男と生首の自画像 1985
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