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鴨居 玲 Rey Camoy

HAKUCHI 2021-06-25

鴨居 玲(かもい れい、男性、1928年2月3日 - 1985年9月7日)は、石川県金沢市生まれの洋画家である。社会や人間の闇を描いた画家であった。下着デザイナーの鴨居羊子は姉。


1946年 金沢市立金沢美術工芸専門学校(現在の金沢美術工芸大学)に入学。宮本三郎に師事する。

1950年 二紀会同人に推挙される。

1952年 芦屋・田中千代服装学園の講師となる。

1959年 渡仏(1958年という説もある)。

1961年 帰国。二紀会を退会する。

1964年 創作に行き詰まり、南米、パリ、ローマを渡り歩く。

1965年 帰国。

1967年 二紀会同人に推挙される。

1968年 初の個展。この時、下着デザイナーの姉・鴨居羊子を通じて知り合った小説家・司馬遼太郎と親交をもつ。

1969年 昭和会賞と安井賞を受賞。

1971年 スペイン・ラ・マンチャ地方のバルデペーニャスにアトリエを構え、制作に没頭(~74年)。

1984年 金沢美術工芸大学の非常勤講師として講義。

1985年 神戸市の自宅で排ガスにより自殺。心臓の病気と、創作に行き詰まり(この時期は自画像をひたすら描いている)、たびたび自殺未遂を繰り返した末の死であった。享年57。


画中のサインは初期にはRei Kamoiであったが、1971年頃から、Rey Camoyに改めている。







蛾 1962





蟲(B)   1962






太鼓  於ブラジル  1965





祈り  1965






かるた  1968






蛾と老人 1968






蛾  1969






村の教会  1970







コメット 1970







ボリビアインディアンの娘 1970






りんご  1970






ナザレのおばあさん  1971





蜘蛛の糸(芥川龍之介より)1971







蠅  1972






おっかさん 1973






石(教会)1974年





ヴァイオリン   1974






夢候よ 1974





踊り候へ  1975






教会 1976






蛾  1976






風船  1976






出を待つ 1976






壁(スペイン)  1976






教会 1978






蜘蛛の糸(芥川龍之介より) 1978-1979






酔って候  1979






月に叫ぶ  1979






裸婦  1979






石の花  1979






LOVE(E) 1980






恋人達(A)  1980






望郷 1981






1982年 私 1982






自画像 1982






出を待つ(道化師) 1984






肖像 1985






絶筆 首を吊った男と生首の自画像 1985









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